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どうも、タテノリです。今回は「YouTuber(ユーチューバー)」と呼ばれる働き方について書いています。
日本の人気YouTuberの収入ランキングやYouTubeで稼げる仕組み、YouTuberに対する批判の実態など、ユーチューバ―について網羅しています。
YouTuberというと、随分前からネット上やテレビなどでもよく取り上げられ話題になっているため知っている人も多いでしょう。
YouTuberはあの超有名なGoogleが運営する動画投稿サイト「YouTube」からきているもので、その「YouTube」に面白い動画や話題性の高い動画など独自で撮った動画を発信して、そこから収入を得ている人たちのことです。
ちなみにYouTubeの本場英語圏では、日本のようにYouTuberとは言わずに
- YouTubeパーソナリティ
- YouTubeスター
- YouTubeセレブリティ
という呼び方をします。(豆知識)
意味としては全て日本で言うYouTuberと同じです。
そんなYouTuberについて多くの人は色々疑問があるかと思います。例えば
- どんな仕組みで稼いでいるか?
- Yotubeでの広告以外からも稼げるの?
- 今後も稼ぐことができるのだろうか?
- そもそもYotubeの現状は?
- 世界のYouTuberはどんな感じ?
などなど、たくさんの疑問があるかと思います。
今回はそんな謎だらけのYouTuberの実態を詳しく紹介していきたいと思います。
YouTuberの活動拠点のYouTube(ユーチューブ)とは?
まずはYouTuberの活動拠点である「YouTube(ユーチューブ)」について詳しくみていきましょう。
Youtubeの視聴者数はなんと世界で10億人以上!世界の人口が約70億人と言われているので7人の1人以上がYoutubeを見ている計算になります。恐ろしいですね…Youtube。
日本でも約5000万人が視聴していて、中高生スマートフォン使用者の約75%以上が利用しているというデータがあるほど若い世代に多大な影響力を持っています。
アメリカでは日本より更にYoutubeとYouTuberの影響力は大きいです。アメリカの10代を対象に「影響力のある人物」について調査を行ったところ、なんと上位20人の半数がYouTuberを回答。更にトップ5位もYouTuberが占める結果になったそうです!
また、そんなYouTuberをサポートする組織「MCN(マルチチャネルネットワーク)」も増えていて、アメリカだとウォルト・ディズニーがアメリカ最大のMCNを買収。
日本でも株式会社サイバーエージェントが「株式会社渋谷クリップクリエイト」を買収するなど個人だけでなく企業からの関心もまだまだ高いと言えます!
調べてば調べるだけYoutubeは凄い市場です。これだけ人の関心が集まるのですから、Youtubeがお金にならないわけがありません。
「衝撃!ラブライブのフィルム転売で90万円稼げる方法!?」にあるみたいに、基本的にネット上であれ、リアルであれ、人が集まるところにビジネスチャンスが眠っています。
動画の種類には
- ひたすらメイクをする動画
- 色々やってみた系の動画
- かわいい動物の動画
- 商品を紹介する動画
などなど様々なものがあります。
そんなYoutuberですが…実際はどのくらい収入をもらっているのでしょうか?ちょっと気になりますよね?
自分の好きなことをしてそれをYoutubeに動画であげるだけで生活できたらそんな楽しいことはない・・・と思ってしまうのが人情です。たった一度の人生、好きなことして生きてくのが一番ですからね。
日本の人気YouTuberの年収ランキングTOP10
ということで、今回は日本人の人気Youtuberがどのくらいの収入を稼いでいるのか?
ランキング形式で紹介したいと思います。
正直いって、Youtuberの市場規模は大きくありません。
年収1000万円を超えているのは日本のTOP10だけです。普通にビジネスをしていれば、業界で100番目でも年収1000万円なんてすぐに超えられます。
僕自身の経験としても、会社に雇われずに個人でビジネスをしたら、ちょっとうまくいけば年収1000万円の壁は超えられます。
がっつり稼ぐ方法としては、Youtuberはイマイチと言わざるを得ません。
なお、Youtuberの収入は正式に公開はされているわけではありません。
またYoutubeを運営しているGoogleも、1再生辺りの広告の単価などを公式では公表していないのが現状です。
しかしネット上では、1再生あたり0.1円の収益が平均して得られると言われているようです。
ということで、今回の推定年収の算出方法としては
「YouTuberの収入=動画再生回数 × 0.1円」という計算式を使用して、有名Youtuberの収入ランキングを作成しています。(2015年現在)
第1位:HIKAKIN(ヒカキン)
推定年収1億2000万円
HIKAKIN(ヒカキン)といえば日本のYoutuberの中では一番有名な人です!
主に商品やゲームの実況、やってみた系などの動画をYoutubeにアップしています。エアロスミスとヒューマンビートボックスで共演したこともあり、世界でも話題になったことがあります。
第2位:マックスむらい
推定年収8000万円
主にゲームの実況などを中心にYoutubeに投稿しているYoutuberです。
また、iPhoneのアプリやアクセサリーの情報などを配信する「AppBank」の代表取締役でもあります。
第3位:Kan & Aki’s CHANNEL
推定年収7500万円
可愛い3姉妹(Kanna & Akira&Asahi)とお母さんがおもちゃで遊んだり、お菓子を作ったり、外へお出かけする動画などアップしています。リアルな子供姉妹の反応が人気です。
第4位:レオンチャンネル
推定年収6500万円
レオンチャンネルはYoutuber中では珍しい顔出しをしていないYoutuberです。
主におもちゃのレビューなどを投稿していて、積極的に視聴者の要望に応える人気のチャンネル1つ。
第5位:はじめしゃちょー
推定年収5000万円
はじめしゃちょーの動画では、イケメン大学生がジャンルを問わず、やりたいと思ったことを自由にやってみる動画を主にアップしています。結構失敗もするので、しょうもないと言えばしょうもないですが、テンポもよく思わず見てしまうYoutuberです。
第6位:赤髪のとも
推定年収2000万円
赤髪のともは主にゲームの実況プレイを投稿しています。
第7位:コスケ
推定年収1500万円
コスケはパズドラ究極攻略TVというチャンネル名で、その名の通りパズドラ攻略動画を投稿。
第8位:ワタナベマホト
推定年収1400万円
ワタナベマホトは色々な実験や虫を食べたりなど身体を張った動画を主に投稿しているYoutuber。
アイディアがすごく笑ってしまう動画ばかりです。
第9位:SEIKIN
推定年収1100万円
SEIKINは1位HIKAKINの2つ上の兄です。
第10位:PDS株式会社
推定年収1000万円
若者を中心に支持があり、ファンの間では「ダンテ」と呼ばれています。
正確な数字ではないにしても、日本でもトップYoutuberともなるとそれなりに稼げていそうです。
そのように生きている人がいるとわかると自分でもできるのではないか?と夢が広がりまよね。
では、実際にどうやって稼いでいるのでしょう?
YouTuberはどんな仕組みで稼いでいるのか?
そんな今でも注目され続けているYoutubeの市場で活躍しているYouTuberの人々は、どのような仕組みで稼いでいるのでしょうか?
Youtubeはもちろん誰もが無料で見れる動画サイトです。そんな無料で見れる動画サイトでどのようにしてYouTuber達の収益は生まれているのでしょうか?
YouTuberの稼ぎ仕組みは、広告収入にあります。
Youtubeを普段見ている人であれば、動画の下にある「細長い広告」や動画を再生すると「5秒後にスキップできます 」と現れてCMが流れるのを見たことありますよね?このような広告がYoutuber達の収益の元になっているのです。
例えば「細長い広告」はクリックされると収入になり、「CMタイプ」はある程度動画が視聴されると収益になります。
そのため、動画の再生回数を増やせば増やすほどクリックされたり、視聴される回数が増えるので収益も増えるというわけです。無料にも関わらず収入が入るようになるって面白いですよね?
しかし一般的に1再生あたり0.1円と言わているので、10回再生されて1円。10万稼ぐには100万回再生される必要があるようです。
これだけ聞くとかなりハードルは高そうですが、YouTuberで収入の取る方法はまだあります!広告収入とは別の収入源が企業とのコラボです。
いわゆる「YouTuber広告」と呼ばれるものでYouTuberが企業の商品を紹介・レビューをしたり、PRとなるような動画を作ったりしてすることで企業から広告料をもらう方法です!
企業からして見ても
- テレビや雑誌などの広告とは違う客層にアピールできる
- 一定のファンがいるのコミッション率が高い
- YouTuberのノウハウを活かせる
など様々な利点があり、世界でも日本でも注目を集めています。もしかしたらあなたが見たYouTuberが面白おかしく商品をレビューする動画がその「YouTuber広告」の可能性も高いです。
例えば、、株式会社nanapiが日本の人気YouTuberの1人「はじめしゃちょー」とコラボして、アプリ「アンサー」を動画で紹介したところ、2ヶ月程度でこの動画の影響によるアプリのダウンロード数は34,000以上と効果も絶大のようです。
ちなみにその紹介動画はこちら↓
「YouTuber広告」以外にもパフォーマンスを見た人から直接オファーがあり、世界でパフォーマンスをする人や、Youtubeから違うビジネスに繋げたりなど、広告収入以外にもたくさんの収入源を持っているYouTuberが存在しています!
海外のYouTuberを見ると驚くようなクオリティですが、日本のYouTuber市場はまだまだ上を目指す余地があります。YouTuberの時代は終わったとか言われますが、ネット上で「動画」を使ったビジネスはまだまだこれからでしょう。
人気YouTuberになるには
冗談みたいですが、小学生が「将来はYouTuberになりたい!!」と学校で夢を話すほどです(笑)
ここまでくるとネット上の芸能人ですね。下手な芸能人より認知度も影響力も高いかもしれません。
そんな世間で浸透しつつあるYouTuberですが果たして今からでも有名になることはできるのでしょうか?
そして、お仕事としてのYouTuberってそんなにオイシイ仕事なのか、ってとこまで考えていきたいと思います。YouTuberを夢見る人の参考になれば幸いです。
しかしそれはあくまでも人気になればの話です。YouTuberになって稼ごうと思っているのであれば相当な覚悟が必要です。もしかしたら東京大学に入るより大変かもしれません。
というのも、まず有名YouTuberになるためにはYouTube動画の再生回数100万回は必要です。
100万回再生ですよ。
先ほどもお伝えしたとおり1再生あたり約0.1円で計算すると、もし100万回再生される動画を作成することができたら約10万円に収益が得られる訳です。
「100万回再生でやっと10万円!?」と衝撃を受けた人もいるでしょう。そう。現実はそこまで甘くないんですね。また数年前のデータですがこの100万回再生数を達成する動画は全体の0.33%という統計も出ています。ほとんどは500回未満です。
もしかしたら、今はアップされる動画も増えてるので、1本あたりの再生回数はもっと減っているかもしれません。
この現実を受け止めて「それでも好きなことを動画にして暮らしたい!」「YouTubeで一発あてて億万長者になりたい!」と思うのであれば挑戦あるのみです。
では、次にそんな厳しい現実から抜け出し、人気YouTuberになるにはどうしたらいいのか!を紹介していきます。ここまで読んだいたら、人気YouTuberになるのは相当大変なことだとおわかりいただけたかと思います。
普通に動画を上げるだけでは再生回数は500回どまりです。再生回数が多い動画を出すには流行る動画を狙ってつくる工夫が必要です。
では実際どのような工夫が有効的なのでしょうか?
今回は次の3つのポイントをご紹介します。
- キャラを作り出す
- 流行や誰もが知っている人気のものに乗っかる
- はじめの30秒で心を掴む
1:キャラを作り出す
人気YouTuberにとって自分をブランディングすることは非常に重要です。芸能人と同じで見る人の印象に残る”キャラ”を打ち出す必要があります。
「この人の動画ならまた見たい」「この人は親近感が湧く」などと思われるようになったら勝ちですね。
例えば、名前を出したり(ハンドルネームでOK)、顔を出すことで出していない人に比べて断然印象に残りやすくなります。できる範囲でどんどんキャラを打ち出していきましょう。
2:流行や誰もが知っている人気のものに乗っかる
再生回数の増やすには流行や人気のものに乗っかるのが1番手取り早い方法です。
例えば、先ほどから登場するHIKAKINは「スーパーマリオ」の曲をネタにして再生回数を増やしていました。
テレビでも有名になった化粧動画を配信している「ざわちん」も話題の芸能人などに乗っかり再生回数を伸ばしています。こんな感じに↓
https://youtu.be/drC5b3VPL9I
このように流行や人気なものを調べ、それをうまくネタにするのは再生回数を増やすために重要です。
3:はじめの30秒で心を掴む
動画の再生数を伸ばすために重要なのが、はじめの30秒です。
ある程度有名になると固定に視聴者がいるので、見てもらえます。が、有名ではない人の動画ははじめが面白くないとすぐに視聴者が逃げてしまいます。
また出来れば3分~5分でオチをつけれらるとさらに効果的です。
ネタには「化粧ネタ」「料理ネタ」「お菓子ネタ」「ぶっ飛びネタ」などたくさんあります。人気YouTuberを研究してどんなものが受けているのか、どんなはじまり方をしているのかを研究するといいです。
人気YouTuberになるリスクと批判
人気YouTuberになれたとして、そのリスクについても話しておきます!
1番のリスクは個人情報の流出の可能性です。
住所や名前を伏せていてもネット上ではどこからか調べがついてしまうことがあります。
人気YouTuberの1人「はじめしゃちょー」も、自分の家まで人が何度もくるので引っ越しをしたことと注意を促す動画を投稿していました。
決して住所が分かるように動画をとっていなかったそうですが…ネットって怖いですね^^;
Youtuberになると世間からの批判にもさらされることになります。
一番人気とされるヒカキンでさえ、「うざい」「きもい」などの批判コメントが書き込まれない日はないのです。
好きなことをしてお金になるのは魅力的ですが、その分、激しい批判に耐えるだけのメンタルは必要になりそうです。
一般人がYouTuberで稼げるのか?
ここまでYouTuberの実態について色々とご紹介してきました。「YouTuber」を仕事として考えると、これで稼いでいくのはかなり厳しい戦いになります。
たしかに、YouTubeを活用して、ビジネスを拡大させることは誰にでも可能だと思うのですが、「自分を売っていく」というのは、モデルや歌手としてプロを目指すとか、アイドルとして成功するとか、それと同じくらいイバラの道だと覚悟する必要がありそうです。
ただ、もしも、お金を稼ぎたくてYouTuberに興味があるならアービトラージマニュアルにあるような
もっと再現性の高いビジネスモデルで勝負したほうが近道ですよ。
結論、YouTuberはオイシクナイ。
色々とYouTuberという仕事について考えてみたのですが、すくなくとも金銭面ではオイシイ仕事じゃないですね。有名になればなるほど稼げるけど、稼げば稼ぐほど、いわゆる「有名税」と呼ばれるデメリットもでてきます。
もちろん、ふざけたことを動画にしてそれがお金になるのは嬉しいですが、YouTuber以外の方法で、
キッチリ自動で収益があがる仕組みをつくればわざわざ動画なんて作るまでもなく、ふざけながら生活することだってできるわけで・・・
どうしてもYouTuberじゃないとダメ!!!という理由がない限りはYouTuberにこだわらなくてもいいと思います。
タテノリ
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