この記事を書いた人
どうも、アービトラージャーのタテノリです。
本日は「共働き夫婦」について
書いていきたいと思います。
最近では共働きの夫婦が増えていますよね。
一昔前であれば、働くのは男性で
女性は家庭で専業主婦、
というのが当たり前の社会でした。
しかし、
今では共働きを選択する夫婦も非常に増えています。
その要因としては大きく分けて2つあります。
1つ目が「女性の社会進出」です。
まだまだ世界から見ると
日本女性の社会進出の比率は低い傾向にありますが
最近では
出産後の働きたい女性やキャリアを重視する
キャリアウーマンなどもたくさん登場しています。
このように働くことに生きがいを感じる女性が
結婚しても働きに出たいと共働きを選択することが
近年共働き夫婦が増える要因と1つと言えるでしょう。
次に2つ目ですが、
2つ目は「男性の平均年収の低下」です。
バブル崩壊後、日本の平均年収はみるみる減少し
家庭を男性1人だけで支えるには
厳しい世帯が増えているのが現状です。
その結果
女性も働きに出なくてはいけなくなり
仕方なく共働き選択する世帯が増えています。
そんな最近増え続けている共働き夫婦ですが
今回はそんな共働き夫婦の平均年収について
迫っていきます。
共働き夫婦の平均年収とは?
それでは、気になる共働きの平均年収を見ていきましょう。
転職サービスDODAによると…
20代前半:男 260万円 女 224万円 = 484万円
20代後半:男 367万円 女 292万円 = 659万円
30代前半:男 431万円 女 297万円 = 727万円
30代後半:男 498万円 女 292万円 = 790万円
40代前半:男 561万円 女 285万円 = 846万円
40代後半:男 614万円 女 284万円 = 908万円
50代前半:男 634万円 女 279万円 = 913万円
50代後半:男 618万円 女 265万円 = 883万円
このような結果になっています。
20代前半は400万円台と少し苦戦していますが
20代後半には男女足してですが、
年収600万円を超えることができています!
また、明治安田生活福祉研究所
「第8回結婚・出産に関する調査」によると
未婚女性が結婚相手に求める最低年収は
600万円以上が多いようです。
しかし、上の表をみると
男性だけで600万円以上稼ぐには
30代後半から40代前半まで待たなくてはいけないので
晩婚化になってしまい
厳しいと言わざる終えないのが現状です。
理想の年収の結婚相手を探すよりも
夫婦で共働きして目標の年収600万円にする方が
今の社会では現実的なかもしれないですね。
共働きの利点
共働きには共働きの様々な利点があります。
ここからはその利点を
詳しく紹介していきたいと思います。
利点1:結婚相手の幅は広がる
まず、1つ目に利点は女性に対しての利点ですが結婚相手の幅を広げることができます。
たまに「年収600万円以上の男性じゃないと結婚しない!」
というような女性がいますが、
民間給与実態統計調査結果によると
年収600万円以上稼いでいる男性は
全体の8.0%程度しかいないの現実なので、婚期が遅れるには必然でしょう。
そうならないために自身も働くことを考えれば、
年収600万円など決めずに結婚相手を探すことができます。
利点2:リスクに強い
共働きの利点の1つが収入源が1つではなく2つあるので、リスクの強いことです。
万が一、どちらかが急なリストラや怪我や病気などで
働けなくなってももう1つの収入源はいきているので
当面の生活はしのぐことができます。
これが1つだけの収入ならこうはいきません。
結婚すると色々と大変そう・・・と思うかもしれませんが、
金銭的なリスクは独り身よりも共働きのほうが
圧倒的にリスクを低く抑えられます。
利点3:税金の負担が軽い
所得税は累進課税法で行われるので、
年収が高ければ高いほど税金が取られる仕組みになっています。
そのため、共働きの方が分散されるので
税金の負担は軽くなる傾向にあります。
例えば、
夫の年収が600万円で妻は専業主婦で年収0円の家庭A、
夫の年収が300万円、妻も働いていて年収300万円の家庭B
2つの家庭があるとします。
この2つが50万円年収が上がった場合の税金を比べてみましょう。
一般的に年収600万円だと所得税率は10%、
年収300万円では5%となるので…
①50万円 × 10%(所得税率) = 5万円
②50万円 × 5%(所得税率) = 2万5000円
あくまでも概算の税額ですが、このようになります。
そのため、年収は1つに集中するより、
2つに分けた方が税負担額が低くなるといえるでしょう。
共働きには注意も必要
共働きの利点をここまで書いてきましたが
共働きにも注意すべき点があります。
共働きにおいて注意すべきことは2つです。
1:貯金が貯まらない
共働きは妻が家庭に入らないので、昼も夜も両方が外食になる場合も多く、
生活コストが高くなる傾向にあります。
そのため、気が付いたら貯金が貯まらないというようなことが起こるのです。
共働きであっても家で食事をしたり、
節約するところは節約して「ザル財布」にならないようにしましょう。
2:家族で過ごす時間がなくなる
共働きになるとお互いが忙しくなり、
家族で過ごす時間が少なくなるのも共働きの注意すべき点です。
休みをなるべく合わせたり、夜は家で一緒に食べるなど
ルールを決めて家族で過ごす時間も大切にするようにしましょう。
まとめ
収入が伸び悩む一方で、消費税や社会保険費の上昇など
男性だけで家庭の生活費を稼ぐのは難しい時代になってきています。
そんな時代だからこそ
リスクを軽減できる「共働き」という家庭の形は
いい選択肢の1つです。
共働きもそうなんですが、
最近は本当に働き方が多様化していて、
”主夫”をしている人が増えたり、
フリーランスで働いている人が増えたり。。
僕の場合は、夫婦で過ごす時間を最優先してるので、
今の「アービトラージャー」という働き方を選びました。
人とは違う働き方ですが、
これが僕にとっての幸せです。
なので、あなたも今までの常識にしばられずに
自分たちの生活にあった働き方を選んでみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
アービトラージャー
タテノリ
今の働き方に不安を感じたら読む記事
ホリエモンやピータードラッカーといった著名人達が
推奨している働き方を当サイトでも推奨しています。
- 今の働き方に不安を感じる
- 今の職場に不満を感じる
そんな不安・不満を解消する新しい働き方であり、
現在一部で当たり前になってきている働き方です。
今後この事実を知らない人は損をすることになると思います。
これから先10年、20年後の未来をみすえている
あなたにぜひ読んで欲しいオススメの記事です。