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社内ニートとは、雇用されているのに、社内でほとんど働いていない人達です。
「2chまとめをずっと見たり、漫画読んでるだけでお金貰えるなんて天国じゃん!社内ニートになりたいよ!」と憧れる人もいますが、いざなってみると社内ニートは辛いです。
仕事が忙しい人には信じられないかもしれませんが、「仕事が暇すぎて辛い・・辞めたい・・」と思っている人が多く、鬱病になり退職する人もいます。社内ニートは何のスキルも身に付かず転職できません。クビになると本物のニートになってしまいます。
この記事では社内ニートになる原因と脱出する対策をご紹介し、最後に僕自身が社内ニートから脱出した体験談をお話します。
社内ニートとは?
社内ニートとは、会社でやることがない環境にある人の事です。窓際族とも呼ばれます。
社内ニートは近年増加しています。特に、新入社員に増えています。
引用元:内閣府
内閣府の調査によると雇用保蔵者数は465万人います。全雇用者の8.5%が社内ニートです。
社内ニートが発生する原因2パターン
社内ニートが発生する原因は2パターンあります。
- 教育不足の新入社員
- リストラ対象の中堅社員
この2パターンを順に解説します。
新入社員が社内ニートになる原因は教育不足
新入社員が社内ニートになる原因は教育不足です。
具体的には「企業側に社員を育てる余裕がない」という理由です。
ひと昔前であれば、入社したばかりの新人は手取り足取り1から10まで徹底的に教えるのが当たり前でした。
しかし、最近では新人を育てる時間とお金の余裕がなく、”独習”できる一部の社員以外は放置プレイになっている企業もあります。
結果的として「いつまでも仕事ができない」→「仕事が出来ないから仕事をまわせない」という悪循環にハマり、新人の社内ニートが誕生します。
中堅社員が社内ニートになる原因は法律
中堅社員が社内ニートになる原因は法律です。
会社がリストラしたい中堅社員が社内ニートになります。
35歳前後は幹部候補になれるかどうかの瀬戸際です。幹部になれず、出世コースから外れた人が社内ニートになります。
「平社員でも仕事はありそうだけど?」と思うかも知れませんが、会社としては出世コースから外れた将来性のない中堅社員よりも、将来性のある若手社員に仕事を任せたいのです。
そして「若手は頑張ってるのに、俺には仕事がない・・」という会社に居づらい環境を作り、自主退職に誘導します。事実上のリストラです。
会社は法律上、簡単に社員のクビを切れないので自主退職を誘導するため、中堅社員を社内ニートに仕立てあげます。
中堅社員の社内ニートは他の社員からの目線痛く、立場がなくなります。精神的に辛く鬱病になる人もいます。
結果的に会社の思惑通り自主退職する流れになります。
社内ニートから脱出する対策方法
社内ニートから脱出する対策方法をご紹介します。
社内ニートは最初は良くても、長く続くと辛いものです。いつでも脱出できるように準備をしておきましょう。
1:身の回りの清掃整頓
会社でやることがないときには、身の回りの整理整頓からはじめるのが基本です。
身の回りを整理することでごっちゃごっちゃした頭が整理されて考えが浮かびやすくなります。
仕事がなくて暇なときこそ、デスクも頭も綺麗にするチャンスです。
身の回りの整理をしておくことで、会社を辞めたくなったらすぐに会社を出ていけるという副次的な効果もあります。
2:今まで習った仕事や自分の仕事の振り返り
今までやってきた仕事を振り返ります。
「今まで習ったことは完璧にできているのか?」もう終わった仕事でも「もっと効率にこなす方法はないのか」と、振り返ってみると仕事の問題点が見えます。
僕の場合、暇つぶしでエクセルのマクロを作って業務の効率化をはかっていました。
3:マニュアルを作る
マニュアルは会社にとって必須です。
社内ニートが会社でやることがないときにできる、最も生産的な仕事です。
人に仕事を教える時にもマニュアルがあれば直接教えなくても「マニュアル見といて」で済みます。
マニュアル作成には時間がかかります。忙しい時にはできません。社内ニートで時間がある利点を活かし、完璧なマニュアルを作り上げましょう。
マニュアルを作っておけば「もうこんな会社辞めてやる!」と思い立ったとき、引き継ぎをスムーズにするメリットもあります。
4:オフィスソフトを完璧に使えるようにする
Officeソフトは必須のITスキルです。
Word、Excel、PowerPointなどのOfficeソフトはショートカットキーや関数、マクロが豊富です。
使いこなせるようになると他の会社でも重宝されるスキルになります。
「一通りのOfficeは使いこなせるよ!」という人はVBA(マクロ)やAccess(ローカルデータベース)の勉強をしてみましょう。プログラミングの分野になりますが、ここをマスターしたらどこの会社に行っても通用する、Officeソフトの神になれます。
Officeソフトのスキルはどこの会社でも通用するのでマスターして損はありません。
ぼーっとするよりも、将来のスキルにつながることをしましょう。
5:サボりかたに磨きをかける
社内ニートでやる気がない人は、サボり方を極めましょう。
「サボリーマン必読!仕事しているふりが出来る便利ツール5選!」の記事に書いたような、上司にバレずにサボる術を身に付けるのも一つの選択肢です。
開き直って社内ニートを満喫することができます。
6:転職、退職、脱サラをふまえて副業する
転職や、退職して脱サラをふまえて副業するのもありです。
社内ニートになってしまった時点で、その会社での将来に期待はできません。
こっそり転職活動をはじめてみたり、脱サラ・起業の準備をしたりするのが自分の人生にとって一番プラスになります。
僕の場合、転職するよりも脱サラ起業しようと思いました。副業で給料以上の金額を自分で稼げるようになり脱サラしました。
僕が副業で178800円稼いで社内ニートを脱出した話
僕が社内ニートを脱出した体験談をお話します。
僕の場合、「会社の仕事が忙しすぎて死にそう・・・」ではなく、仕事がなさ過ぎて死にたくなったわけです。
なんとかして会社を辞めたかったし、なんとかして自力で稼ぐ力をつけたかったので、会社に隠れて副業をすることにしました。
会社から帰ったらすぐに副業にとりかかるのは当然ですが、僕の場合、会社にいる時間もヒマをもてあましてました。
当時、事務職だった僕は、上司の監視のもと一日中パソコンと向き合っている必要がありました。
そこで「会社のパソコンでこっそり副業できないか!?」と考えました。
そうして、たどり着いたのが、いわゆる「アフィリエイト」。
具体的な話はこの後しますが、僕は、アフィリエイトの手法をつかって事務職の仕事をこなしながら、会社のパソコンをつかって178800円の副収入を手にしたのです。
僕の場合はアフィリエイトを「情報のアービトラージ」ととらえていたので、厳密にいうとアフィリエイトではなかったのですが、まぁ、作業的にはアフィリエイトと同じです。
説明すると長くなるので、この辺りの話はアービトラージマニュアルを読んでください。
日本全国には僕と同じように事務職でヒマを持て余して死にそうな人がたくさんいるはずです。
そし「会社のパソコンで副業できないか?」と思っている人もたくさんいるのではないでしょうか?
世間ではブラック企業で過労死・・・みたいな報道ばかりが目立ちますが、仕事中にヒマなのもかなりキツイです。
僕と同じように「暇な時間で副業したい!」とか「なんとか独立する力をつけたい!」「会社のパソコンで副業したい!」って人も多いはずです。
そんな人たちの参考になればと思い、事務職の僕が会社のパソコンで副業して178800円稼いだ物語
を書き残しておこうと思います。
※こっそりやってくださいね!バレたときは自己責任で!
会社のパソコンでできる副業=ブログビジネス
僕の会社は”第三セクター”と呼ばれていて、半分民間の会社で半分は公務員みたいな会社でした。
僕の仕事は、小さな会社の経理担当。
会社の経費として計上する領収書や請求書などをみて会社のパソコンの会計ソフトにカタカタ入力する作業。
僕の会社はお金の動きが少ない会社だったので、とにかく仕事が少ない。
経費削減に必死な会社には信じられないかもしれませんが、半分公務員みたいなものなので、コスト削減みたいな概念はありませんでした。
それゆえ、僕一人でも午前中に終わる仕事を、二人の担当者でやっていたのです。
本当に、仕事が退屈でヒマ。
午後はずーっと会社のパソコンを眺めてるだけのときもありました・・・。
そのヒマな時間と会社のパソコンを有効活用しようと思って取り組んだのが「アフィリエイト」。
といっても、大したことはやっていません。基本的にはブログを書いていくだけです。
文章を書くだけなら、会社のパソコンで、メモ帳とかメールの送信画面を開いてキーボードを打つだけなのでパッとみても副業していることがバレません。
「ブログ書くだけならイケる!!!」
かくして僕は、会社にいながらにして、終業時間中に副業する術を発見したのでした。
具体的な方法が分からないから勉強することにした。
問題なのは、ブログに何を書くか?ってところですね。
アフィリエイトで商品を売るためにブログを書いていくので、当然、どんなことを書いたら売れるかを考えます。
・・・と、いっても天才でもなんでもない、仕事できない経理マンの僕には何を書いていいのかさっぱり分からず。笑
最初は、大学のときから勉強していた株式投資のブログを開設。
30日間、頑張って毎日ブログを更新し続けて、獲得した報酬が、200円。
入力ミスじゃないですよ。確かに200円です。
ブログを書くのに費やした時間は1記事1時間としても一か月で30時間。
時給7円です。
正確にいうと、発生した報酬が1000円に届かなければ振込をしてもらえないので、無収入ですね。
ここで僕は気が付きました。
「このままではいかん。」と。
とりあえず勉強することにしました。
最初に僕が教材として選んだのは、アフィリエイトの定番教材と名高い「LUREA(ルレア)」(販売終了になりました)。
アフィリエイトのド素人でも具体的なやり方が書いてあったので、だいたいやるべきことは分かりました。
適当な感覚でブログを作っても収益なんて発生しないということもよくよく分かりました。
ルレアに書いてある内容を3行で要約すると
- 売れる商品を選んで、
- Googleの検索にヒットするサイトを作り、
- 商品が売れるのを待て!
ということでした。
ルレアには売れる商品の選び方とかGoogleの検索にヒットするサイトの作り方などが懇切丁寧に書かれていました。
それを読んで僕は考えました。
「数百円の報酬を積み重ねるよりも、一発デカイ商品を売ったほうが儲かるんじゃね??」
ルレアに書いてあるのは「最初はAmazonの商品とか楽天の商品を売って小さな報酬を積み上げていきましょう!」というものでした。
ただ、僕はそんな地道なことをする気力がなかったのです。
そんなわけで、できるだけ単価の高い商品。
具体的にいうと、超高額の株式投資の教材をチョイスしました。
その金額、なんと298000円。
僕の一か月の給料を全部注入しても到底変えないような金額です。
これが1件売れるだけで、89400円の収入になります。
たった1つ売るだけでこれだけの収入です。
1件くらいならラッキーパンチで売れるんじゃね?
そんな期待に胸をふくらませ、株式投資のブログを毎日書き続けました。(もちろん、就業時間内に)
そうして会社のパソコンで副業し続けた結果・・・。
ぜんぜん売れへんやん!!!!!
書けども書けども、一向に売れない。
単価が高いので、そんなにポンポン売れるとは思っていませんでしたが、期待に膨らんだ僕の胸はどんどんしぼんでいきました。
気持ち的にはFカップがBカップになった感じです。
ちょうど、期待に膨らんだ胸がBカップからAカップになろうとしていた時のことです。
しぼみ切った僕の胸を再びFカップに膨らましてくれる運命的な出会いがありました。
それが「新世界アフィリエイト」との出会い。
この教材には、ルレアとは全然違った視点でアフィリエイトが語られていました。
ここで初めて僕は、ブログを書くだけでなく、メルマガを発行することの破壊力に気付きました。
いきなりブログで商品を売ろうとしても、正直、なかなか売れません。
よくよく考えればわかることですが、ネットサーフィンでたまたま見つけたブログで紹介されている
30万円のアヤシイ投資商材なんて買いませんよね。
ところが、「無料のメルマガ登録」ならしてくれるんですよ。
そして、メルマガを通じて、時間をかけて投資商材の魅力を紹介していくんです。
ブログで一度みかけただけの商品を買おうとは思わなくても、1か月にわたってその魅力を語られたらどうでしょう?
「よくよく考えたら、この商品、ステキやん?」
って思ってくれる人もいるわけです。
もちろん、メルマガを書くのも会社のパソコンでできます。ここでも会社のパソコンをつかってこっそり副業できるわけですね。
ブログ×メルマガ=178800円
ここまで僕がやったことをまとめると
- 会社のパソコンで株式投資のブログを書く
- 読者を株式投資のメルマガに誘導する
- メルマガで高額商品の魅力を伝える
そしてそして、いよいよここからが最後のステップ。
メルマガで高額商品のアフィリエイト!!!!
ここにきてようやく、僕は89400×2=178000円の収益をあげることができました。
最初は7円から開始した僕ですが、約半年かけてこの報酬にたどり着きました。
アービトラージでも稼いでいたので、今では会社を辞めて毎月70~100万円の収入を得られるようになりました。
細かいやり方を書き出すと、途方もなく長くなってしまうので割愛しますが、「会社のパソコン使いながらでも副業できちゃうんだ!」ってことが伝われば幸いです。
くれぐれも上司にバレないように頑張ってください。笑
社内ニートまとめ
社内ニートになる原因や脱出方法、僕自身の体験談をご紹介しました。
社内ニートで辛い想いをしている人がこの記事を読んで1人でも救われることを祈っています。
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