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「ブラック社員」って、あなたは聞いたことありますか?
企業ではなく、社員です。
「ブラック企業」という言葉は今では誰もが知っていますよね。
ブラック企業は、「従業員に過酷な労働を強いる会社」という意味で世間に知られています。
ブラック企業に入りたくないという人はブラック企業の見分け方も読んでみてください。
では、最近話題になっている「ブラック社員」とはどういう意味なのでしょうか。
これは単に、「使えないダメ社員」という意味ではないんですね。
実はブラック社員という言葉は、まだ定義がかなり曖昧です。
人によっては、真面目に働かない社員のことをそう呼んだり、会社の情報を使い、違法な方法で利益を得る社員(これはもう犯罪者ですよね)のことをブラック社員と呼ぶこともあるようです。
このあたりは、ブラック企業に明確な定義が存在しないのと似ています。
今あげたような社員は「モンスター社員」という呼ばれ方もします。
では、そもそも「ブラック社員」とはどんな人を指す言葉なのでしょうか。
ブラック社員の真の意味とは
ブラック社員とは、ブラック企業に勤めていて、なおかつ『会社のブラックな経営になんの疑問も抱いていない社員』のことです。
はたから見れば過酷な労働環境にいるのに、それが当たり前のことだと思い込んでいる人ですね。
彼らは、企業の被害者でもあるいっぽうで、ある意味では企業と共犯の加害者でもあります。
ブラック社員の恐ろしい特徴3つ
ブラック社員の恐ろしい特徴3つをご紹介します。
ブラック経営に疑問を持たない
ブラック社員はブラック経営に疑問を持ちません。
- 「休みがない」
- 「残業が多い」
などと多少感じていたとしても、このくらいは我慢するのが当然と考えている。
先輩社員が後輩に対して、パワハラのような行為をはたらいても「みんな通ってきた道なんだ」と納得する。
残業するのが当たり前で、むしろ定時に帰ることの方が異常と感じる。
もしくは、「会社のために残業して仕事に向かい合う自分」が好きで酔っている。
このように、不満があろうが好きでやっていようが、彼らブラック社員はその労働環境が当たり前のものだと感じていて、会社の言うことに従順に従います。
会社にとっては非常にありがたい存在ですよね。
会社からの無茶振りや、きつい労働環境に耐えるのが当然だと思って仕事をしている。
これがブラック社員の大きな特徴です。
もちろん、
本人がその会社のことを好きで、使命感に燃えて残業やらきつい仕事やらをしているなら、それはべつに悪いことではありません。
また、「辛い仕事に耐えること」が美徳だと感じているのなら、それもまた一つの価値観なので否定はできません。
しかし、それに引きずられて他の人まで同じように働かなければならないという雰囲気が職場に作られているのだとしたら、それは大きな問題です。
“自分と同じように働くべき“という圧力を発する
ブラック社員は、会社のために献身的に尽くすことが正しいことだと考えています。
自分一人が、その考えにもとづいて必死に働く分には全然問題ありません。それも価値観のひとつですから。
しかし、彼らはたいてい「会社への献身こそ正義」という考えを自分の中だけにとどめられません。
他の人も自分と同じように働くのが当然と考えるのです。
結果、ごく普通に働きたかっただけの他の社員やパート、アルバイトにも、心理、体力の限界まで働くことを強要してしまいます。
厄介なのは、ブラック社員に悪気はないということです。
彼らにとっては、会社に献身することが当然のことですから。
残業ありきでスケジュールを組んだり、定時で仕事が終わるように努力している人に対しても「定時に帰るのは悪」という空気を出してプレッシャーをかけたり。
悪気はなくても、こうした行為が積み重なって、結果このブラック社員こそがブラック企業のブラックたる原因になっていくのです。
無意識にブラック企業を維持している
ブラック社員の価値観によって職場にはブラックな空気がつくられます。
たとえ企業側が一方的にブラックな経営を行っていたとしても、会社にいる人間すべてがそれに疑問をもって反論すれば、ブラック企業は成立しません。
逆にいえば、ブラック社員のような会社に疑問を持たない社員こそがブラック企業の環境を維持しているのです。
ブラック社員が考えを改めるか、いなくなるかしなければ、職場の環境を改善することはできません。
しかし、人の価値観を変えることは至難のわざです。辞めさせることももちろん難しいでしょう。
ブラック社員への対策
ブラック社員への対策としては、労働組合、ブラックに染まっていない上司に指摘などが考えられると思いますが、実際には、どちらもあまり現実的ではありません。
(ブラック企業には、労働組合がそもそもなかったりします)
効果がありそうなのは、法的機関や弁護士に相談することでしょう。自ら改善できないブラック社員への荒療治ですね。
正直、そこまで労力を使うくらいだったら、いっそブラック社員のいる会社そのものを辞めてしまった早いですよ。
そもそも会社員に向いてない人だっていますし・・・
転職先でブラック社員と出会わない方法
もし、「やめてやる!」と転職活動を始めても、転職先にブラック社員がいたら無意味です。
転職先の会社にブラック社員がいるかなんて、外からみたらわからないの実情です。
ではどうすれば良いか?
簡単です。企業の口コミを見ればいいんです。
企業で勤めてた人達の生の声を聞け
転職サイトは色々ありますが、1番良いのは口コミサイトと呼ばれる、生の声が見れるサイトです。
転職口コミサイトで1番選ばれているのはキャリコネです。
求人情報なんて信じちゃダメですよ。
求人情報ってものは、企業にとって都合のいい事しか書いてないんです。
あなたが履歴書に不都合な事を書かないように、企業も求人情報に不都合な事は書かないんです。
「残業なし!アットホームで明るい職場です^^」と求人に書いていたのに、入社してみたらブラック社員がいた・・・。
「月の平均残業時間は20時間」と求人に書かれているが、実情は100時間残業させられ、80時間はサービス残業だった・・・。
求人情報だけを信じて転職するなんて、人生のギャンブルでしかない。ギャンブル中毒者でもそんなバカみたいな博打は打ちませんよ。
近年は「ブラック企業」と呼ばれる会社が増えていて、釣り求人と呼ばれる、ニセの求人もたくさんあるのが現実です。
世の中には「入社させてしまえばこっちのもんだ。すぐに辞めたら職歴に傷が付くし、簡単に辞めれないだろう。釣り求人で釣って、安い給料で雇ってやろう」というヒドイ考え方を持った企業もあるのです。
実際、ブラック企業の思惑通り、入社してしまうとすぐ辞めるのは難しいです。求人サイトだけでは企業の良い部分しか書かれていませんし、釣り求人は見抜けません。
企業側が出す綺麗事ばかりの情報より、労働者の本音や口コミの方が信ぴょう性がありますよね。
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2004年からの運営で10万件以上の口コミがある超大手口コミサイトです。
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